2015年3月28日の朝日新聞に掲載された記事

 

昨年iPS細胞からつくった網膜組織の移植手術を世界で初めて実施し、計画を主導
する理化学研究所の高橋政代・プロジェクトリーダーらが朝日新聞の取材に具体像を
明らかにした。
神戸市の医療産業都市で、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って目の難病の再生
医療をする「神戸アイセンター(仮称)」計画が進められている。最先端の研究や治
療だけでなく、患者のリハビリや就労支援にも取り組む。市は2017年の開業に向
け、STAP論文問題で揺れた都市の起死回生の切り札として、関連企業の誘致につ
なげたい考えだ。
センターの目玉は、リハビリ・社会実験部門。視野が欠けたり、ゆがんだりする「見
えにくさ」を抱える視覚障害者のため、拡大鏡や特殊な眼鏡などを使って自立した生
活を支援する「ロービジョンケア」に力を入れる。高橋さんは「再生医療は治療だけ
ではあまり使いものにならず、リハビリが必要。就労支援にも力を入れたい」と話
す。

 

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