第6回レーベル病患者の会 議事録

開催日時:2012年12月15日 14時00分〜15時55分
場所:井上眼科病院本院 ミーティングエリア

【内容】
■新しく参加いただいたメンバの自己紹介
 ・50代男性、公務員。
  今年2月に右目のみ発病し現在は左目でも発病。
   → 既に障害者手帳は取得していますか? 
    → やっと症状が安定してきたところなのでまだ取得していません。
      → 障害者手帳を取得すると、さまざまなメリットがあるのでできるだけ早急に取得すべきと思います。

 ・30代男性、会社との雇用争議中
  34歳の時に発病し休職し東京都障害者職能訓練委託校でPC操作訓練を終えて、職場復帰を求めましたが解雇されてしまいました。
  解雇までの過程、視覚障害に対する無理解と偏見は、決して許すことが出来す、東京地裁に仮処分裁判を提訴しました。
  仮処分裁判の結果は、患者本人である私の勝訴、つまり、解雇は不当を仮に判断されました。
  現在、レーベル病患者であり一人の障害を負う労働者として、東京地裁にて不当解雇訴訟第一審を闘っています。
  既に、裁判は3年にも及んでいますが、決して、患者や障害者が思っている程、司法や社会は障害者や患者に優しくもなければ優位に判断してくれるわけでありません。
  私の裁判も苦しい状況ではありますが、「レーベル病患者の会」の皆々様にはご関心を持って頂きたいと思っています。

■既存のメンバの自己紹介とアドバイス
 ・目が不自由になったときに使用できる補装具(拡大読書器、ルーペ、コンパクトミディなど)を使用することで今までと同じことができるようになる事があります。
  積極的に補装具やパソコンを使用してほしいと思います。
  少し厳しいとは思いますが補装具を使用していない状態で、困った状況になったと訴えることは怠慢だと思います。

 ・障害を持ってから遠い勤務地への移動や、業務内容の変更などがありました。
  ただ、同じ会社で私と同じ病気にかかった人で、今までと同じ職場で同じ業種で働いている人もいいます。
  その時の管理者の理解により待遇に差が出ることがると感じます。
  
 ・介護系の会社に勤務しており、医学の知識がある社員が多いため、ある程度理解いただいている状況。
  会社の業種がら理解いただいている状況であります。
 
 ・コンピュータのエンジニアをしているときに発病して休職とまりました。
  会社の制度としては2年半休職できる環境ででしたが国立リハビリテーションセンターにて、IT業界の人がそんなに長く休職したら戻れなくなるとのアドバイスを頂いたため6ヶ月で復職しました。
  ZoomTextや文字をしゃべるソフトを使用することで今までと殆ど同じ業務を通常通りに行うことができました。
  コンピュータの技術者は視覚障害になったときの業務への影響は限定的にすることができたと思っています。

■中学生のご子息をお持ちの方からの問い合わせについて
 ・もし、まだ片方の目が正常であれば是非パソコンの勉強をしてほしいと思います。
  パソコンを利用することで目が不自由になった場合でも今までどおりの情報を得ることができる場合が多いです。

 ・高校2年のときに発病したメンバから、アドバイスの希望があればアドバイスは可能との意見がありました。

 ・ホームページからの問い合わせにはまずはメールで回答し、必要であればレーベルの会でメンバと協議して回答したいと思います。


■次回開催日時
 4月頃に開催するよう調整します。
 3月中に開催可能日時の調整メールを出します。

以上 

 

 

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